自動車整備科(自動車整備士・バイク整備士 専門学校)

その情熱、実現させよう。



北海道 2年制 自動車・二輪自動車整備のプロをめざす 自動車整備科 国土交通省資格認定

やっぱりキャブに問題あり〜FZ250のレストア12〜

2005年12月24日 やっぱりキャブに問題あり〜FZ250のレストア12〜

05.12.24FZ250-1あと付いてない部品は、キャブ・エアクリBOX・エキパイ・カウルだけなんですよ。問題なければ1日かからず完成なんですが。水や油も入ってますし各部の調整もやりましたから今日は火を入れれると思ったんですが、キャブを開けてみたら問題ありでした。キャブの機能は走行可能なぐらいですが、せっかく開けたんでまた部品発注です。年内はエキパイとカウルを仕上げておいて中断です・・・。あんまりクリエイティブじゃないのでやりたくなかったラリーでの下回りの破損箇所の修理でもやりますか。

05.12.24FZ250-2燃料満タン時にオーバーフローが出ていたのでキャブ内に錆が浸入しているのは想像していましたが・・・。フロートニードルまで錆が詰まってました。前オーナーもOHはしていたらしいのですが”走る程度に”だったようです。3番が特に錆が多いのは原因ありでした。

 

 

05.12.24FZ250-3

1番が始動時に火が入っていないのも確認していたので見てみると、スタータージェットが詰まっておりました。冬休み体制でコンプレッサーのエアが落ちていて、上げるの面倒だったのでケミカルのガス圧で何とかしようと思いましたが無理でした。以前、実習車のキャブをOHしたときにしん灸科でもらってきた鍼が工具箱に有ったのを思い出し見事貫通です。私は当然鍼灸師ではありませんが、キャブを健康にすることは鍼灸師以上でしょう。

 

05.12.24FZ250-4

その他は、メインノズルのプラグが4本とも駄目。1番はガスケットすら付いておらず・・・。真鍮製なんで腐るし前オーナーがOH済とのことでしたが中途半端だったようです。3番のスライドバルブだけやけに動きがいいと思ったらダイヤフラムに穴が・・・。どちらのトラブルも以前実習車をやった時と同じなんですよね。早速部品発注しましたが、ダイヤフラムはAssyで12,000円なので修復を試みます。20年以上前のバイクでここら辺のパーツが問題無い訳がないですよね・・・。エンジン下のオイルレベルスイッチの配線色が違いました。どうやら腹下を打っているようで交換済みのようです。ということはピックアップカバーとオイルエレメントカバーの破損も納得です。おそらく縁石から降りたときに打ったのでしょう。

n-62197358 at 16:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | この記事のURL | |

コメントする

名前
 
  絵文字